アイドル随想:オタクの自己分析
アイドル随想はK-POPアイドル全般に関連して色々思ったことを書く記事です。
最近色々あって自分というオタクの性質を自己分析したので、今現在の見解を残しておくついでに誰かの読み物にでもなればいいなという記事。
この記事では便宜上、『応援する』は無課金、『推す』『ペンになる』は有課金と解釈してください。『この記事では便宜上』ですよ。課金してなきゃペンじゃないとかそういう話じゃありませんのでね、くれぐれも。
箱で推しているのではなく箱を推している
これは最近気付いたことです。
メンバーたちがかたまってできた箱が好きなんです。だから、箱が欠けるのが物凄く嫌だし、箱から出て行ったメンバーは推す対象じゃないんです。
ちなみに『箱が欠けるのが物凄く嫌』というのはいかなる理由であっても嫌なので、サバ番に持って行かれてグループ活動に制限がかかることは死ぬほど嫌で大拒絶っていうのは勿論のこと、実を言うと怪我病気等による欠席もけっこう嫌です。お見舞いの気持ちは当然あるんですけどね。なんか全員いないのがむちゃくちゃ悔しいっていうか。
…て書いてて思い出したけど、好きになりかけたけど入れ代わり立ち代わり怪我等してて常に誰かがいなくて好きになり切らなかったグループがあったな…。
メンバー全員を好きじゃないとグループを推せない
私というオタク、グループの中の1人とか数人だけに対する愛を根拠にグループを推すことはないようでして。
オタク諸氏の中には、たった1人のメンバーへの飛びぬけた愛を根拠にグループを推しているかたがいると思います。中には、同じグループの中に苦手とかなんなら嫌いまで思っているメンバーがいながらグループを推してる人もいるんじゃないかと。
私はそうならないタイプで、メンバーによって程度に差はあれど全員を好きじゃないといけなくて、特に関心がないとかましてや苦手だなって思うメンバーがいたらグループを推すに至らないのです。
そしてこれは私が基本的にサバ番グルを推さないということとも辻褄が合うなって思ってます。
私は今までPRODUCEシリーズのS2、48、JS1、JS2と4つを最初から最後まで視聴した訳なんですが、そこから誕生したどのグルもペンにまではなっていないんです。
いずれも自分の1pickがデビューしなかったというのも一因ではあるけど、1pickじゃないけど大好きっていう子はけっこうメンバー入りしてるんです(S2は除く)。でも推すには至りませんでした。
実はそこに関しては既に持論があって、理由は『一部のメンバーのことしかよくわからないから』だと結論付けていました。
どういうことかというと、私にとってPRODUCEシリーズって常に、把握しきれない数の練習生がいて把握しきれないまま気付けばメンバーが決まってて、デビューメンバーの半分ぐらいは『私にとってはギリ顔はわかる程度で人となりや魅力がよくわからない子』だったりするんですよ。
特に好きじゃない子(言い方すみません)がいる以上箱は完成しないので、結果推さないという…。
そして逆に『極限デビュー野生ドル』から誕生したTANを推してることに関しては、一見矛盾なようでこれまた辻褄が合います。
野生ドルは最初45名でしたが3話という早い段階で16名まで減ったため、さすがにデビューまでに候補の16名それぞれをよく見ることができた上でデビューメンバーが決まったのです。
結果、デビューメンバーには『私にとってはギリ顔はわかる程度で人となりや魅力がよくわからない子』がいなく、程度の差はあれどメンバー全員どんな子かわかっていて一定以上の好感も持っていたからこうして推しているのだと思います。
飛びぬけて好きな子がいないがち
ちなみに、私がグループの中での一推しメンバーがわりといないっていうのも箱を推しているが故かなと思いました。
「誰推し?」と聞かれると「えー、あー、えっとお…」てなりがちなんですよね。『比較的好き/関心が強い』とか『特に顔が好き』みたいなメンバーがいるけど「この子が一推し!!」とか「何が何でもこの子のトレカをゲットしたい!!」みたいな情熱というか執着まではないというか…。
箱を出て行ったら応援しかしない
身も蓋もない言い方だ!! でも多分そういうことなんだと思う。
アイドルの個人活動にあんまり興味がないんだよな。ドラマはそもそもドラマという物にあまり関心がないし追いきれないし、ラジオも同じく追いきれない。ソロ歌手活動も「お、そうかソロか! 頑張れ~!」て感じでw
私の推している*1『最愛エンターテインメント』というバラエティで結成されたタソッジャンというグループがあります。ここにはPENTAGONフイがイ・フェテクとして参加していますが、私がタソッジャンを推しているのはフェテクさんがいるからではありません。タソッジャンのメンバー全員、タソッジャンという箱が好きだったからです。
正直最初は、「ふいょんがトロットの番組に…!?」という興味本位で放送第1回を見たのであって、第1回だけ見れば充分なつもりだったし、ましてやグループを推すとかそんなつもりはなかったのですよ。
フェテクさん以外のメンバーに興味や好感が持てなかったら、「フェテクさんいってらっしゃ~い」て感じでグループとしては推してなかっただろうな。
逆に、タソッジャンメンバーのタソッジャン外での活動に関してはそんなに熱心に追っていないです。ヒョクジン兄さんはトロット歌手として花開き始めているし、ミョンジュンは言わずもがなASTRO(今現在は入隊中だけど)、じぬくちゃんは俳優として成功してきているし、ヒョンソクも地道に頑張ってる、けど、いずれも私は逐一見に行ったりしていないです。課金する予定はない(課金の機会自体ほぼないけど)。
アイドル個人に対する忠誠度が低い
という訳で、私にとってアイドル個人は、『箱の形を成していてこその推し』なんだろうな…と…迷惑はかけないけどドライだな!!w
それなので、脱退したり解散すればそれまでだし、何年もカムバしなくてもコンカやSNSに応援のメッセージを送り続けたりできないし…ていうかそもそも書き込みやお手紙をそんなにしない…w
なんか本当に凄いなって思ってるんです、脱退や解散したり、何年もカムバしてなくてもコンカやSNSやお手紙で応援し続けているオタクの皆さん。
なんかありがたいのってそういうオタクなんだろうなって思います。自分のオタクとしての在り方が悪いとは思わないけども。
いやあの、全体的には、幸せになってほしいし、上手くいくといいねって思っているんですけどね…。
成果物に対する愛の比重が大きめ
あとついで話ですが、成果物(主にカムバック、収録曲、ステージ)に対する愛の比重が大きめだなとも思う。
世界観や個性
世界観…は、DreamcatcherとKINGDOMを推しているっていう時点で察せられると思いますが変わったことやってもらえるのは魅力的です。
故に、デビュー時に引っ提げてきたコンセプトに惚れて「推し誕生の予感…!!」と思ったのに、その後デビュー時のコンセプトを捨ててしまったために推すのをやめたグループがいくつかある。いずれのグループも、メンバーはみんな好きだったし上手いグループなんだけど。まあ、私1人離れたところで他のオタクが増えていくだろうから大丈夫でしょう、て感じに思ってます。
個性の方は、曲を作ってるのがアイドル自身でも作家でもいいけど、『そのグループならでは』が感じられるのが好きなのです。誰がやってもそれなりに形になる…みたいな質は高いけど無難みたいなのはちょっとつまらないです。「これ別に他のグルがやってもいんじゃね?」「これって1回の貴重なカムバを使ってわざわざこの子たちがやんなきゃいけないこと?」みたいなのが来るときつい。
刺さる曲を提供してほしい
それから、コンセプトと似ているけど、私に刺さらない曲ばっかり(B面含めて)だとそれも冷めてくる要因だな…。
推しが歌って踊ってればなんでもいいという訳にはいかなくて…なんか、収録されてる曲が特に好きじゃないやつばっかりだと、「なんでこんな特に好きでもない曲ばっかりの円盤に金払ってるんだろう?」てなる。それで下りたグループがあったことを、これ書いてて思い出した。そのグループも、実力はものすごくあるし人気もある。
やっぱり上手い方が好き
あと、なんかスキル的に見劣りするなって思って徐々に推すのやめたグループもある。我ながら冷酷極まりないなとは思う。
そのグループは、もしかしたらポテンシャルはありながら、グループや楽曲のコンセプト的にそれを発揮する機会に恵まれなかっただけかもしれないと今となっては思うけど…でも、見せなければないのと同じだよね…。これに関しても事務所に責任の一端があると思う。
結論とかはありません
今とのころ自分で思っているのはそんな感じです。
*1:課金する機会がそもそもなかったので実際課金はしていないけど、機会があれば絶対に課金していたので『推している』とします